合同会社の定款を作成するにあたっての準備

合同会社を設立するために登記で必要になる書類などは全部で9種類あるので、それらをしっかりと準備する必要があります。
その中のひとつが定款で、会社の運営について定めた根本の規則で、会社の憲法にも例えられるほど重要なものです。
基本事項が決まって会社設立の準備が完了したら、この定款の作成に取り掛かることになります。

合同会社の定款は、第○条〜という形で条文を作らなければならないので、まずは準備としてどのような内容を盛り込まないといけないかを理解する必要があります。
また、それに伴い細かく定めるルールなどを考えながら作成する必要があります。
定款に記載する事項は大きく分けて、絶対的記載事項・相対的記載事項・任意的記載事項の3つです。
絶対的記載事項とは、必ず記載する内容でもし記載するのを忘れてしまうと、せっかく作った定款が無効となってしまいます。
定めておかなくてはならない事項としては、会社の商号(名称)・会社の事業目的・本店の所在地住所・社員の氏名や名称と住所・社員全員が間接有限責任社員であること・社員の出資する内容とその価額・評価基準です。

相対的記載事項とは、必ず記載する必要はないけれども、会社のルールとして定めておきたい事項のことです。
該当する事項は、業務を実際に行う社員の定め・代表社員の定め・利益の配当に関する事項・社員の退社に関する定め・持分の相続に関する定めなどです。
また、解散の事由・会社の存続期間・残余財産の分配の割合といったことも該当してくる事項です。
任意的記載事項は、必ずしも定款に書く必要はないけれども、会社運営をスムーズにするために定款に書いておくと良いという事項です。

定款を作る準備段階で注意が必要なことは、一度定款に書いた事項の変更は原則として総社員の決議が必要になりますし、法務局に登録免許税を支払って登記をする必要があることです。
その為、会社を運営するにあたって変更が生じないように考える必要がありますし、変更することが考えられないような重要なルールに関しては任意的記載事項として記載しておくと良いです。